都立入試 過去問を取り組む上でよくある相談

過去問を演習していると、様々な悩みが出てきます。

生徒から相談を受けた例を紹介します。

スピードを意識すると得点が取れなくなってしまいますが、ゆっくり解くべきでしょうか?それともスピードを意識していくべきでしょうか?

時間内処理というのは入試当日において重要なポイントです。練習ではスピードを意識していくことが大事ですし、時間が不足している状態であれば、どの大問で時間が取られてしまっているのか、どの大問でスピードUPが可能なのかを現状把握し、分析していくことが必要になります。あくまでも「練習では」というのがポイントです。本番を考えた時には得点が重要です。スピードを上げて雑に解くのがいいのか、ゆっくり時間をかけて正解を確実にするのか、どちらが合格へ近付くのか考えられると良いですね。という話をしています。

関数の応用・図形の応用が解けなくて困っています。練習をたくさんしていった方が良いですか?

志望校・目標点によって一人ひとり異なります。80点以上や上位の高校を目指す場合は必要になるかもしれません。関数の応用や図形の応用の前に基礎的な内容や全体の正答率が高かった問題が解けているかの確認をしていく必要があるでしょう。基礎的な問題や全体の正答率が高かった問題で点を落としているのであれば、難しい問題に手を付けるより、ミスをなくすこと、基本事項の再確認を優先して練習していくべきですね。という話をしています。大事なのは捨てる勇気も必要となることです。入試は合計得点で決まりますから。

入試直前(冬休み後半)は各科目ごとにバランスよく勉強していった方が良いですか?

得意・不得意の科目、性格、これまで受けてきた模擬試験の結果によるとは思います。定期テストでは主に数学・英語に時間をかけて直前に国語・理科・社会を詰め込むといった学習を多く見てきましたが、入試において冬休み後半以降は理科・社会に時間をかけた方が良いと考えます。暗記科目と呼ばれるかもしれませんが、入試問題レベルだと暗記してから始まる科目と言えるかもしれません。知識を使って正しい選択ができるか、資料や文章を読み取って正しい選択ができるかという力が必要になります。数学・英語だと中1~中3までの関連した知識を使うのに対し、理科・社会は一つの単元だけで区切りをつけて学習できる分野があるので得点が上がりやすい傾向があるかなと思います。

いろいろと助言をすることがありますが、最終的には生徒自身が判断して自分に合った勉強法と得点が取れる戦略を決めてもらっています。選択と集中をできるようになってもらいましょう。

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